アントニオ猪木VSローラン・ボック!
伝説の一戦が今、キンコロで甦る!!!
あけましておめでとうございます。
本年も
何卒
よろしくお願いいたします。
2023年
1発目のUP記事ですが
今回は
昨年の
10月1日に
他界された
アントニオ猪木さん。
その猪木さんが
現役プロ生活の中で
最も過酷なツアーを体験をしたといわれる
1978年の欧州遠征。
アリ戦で世界的な知名度を上げた
アントニオ猪木に目を付けた
選手兼プロモーターの
ローラン・ボックが
猪木サイドにオファーをかけて
実現したツアーだったのですが
23日間の日程で20試合という
超過密スケジュール・・・
おがくずを撒いた程度のところに
マットが張られているだけという
粗末なコンディションのリングで試合・・・
猪木の対戦相手の中には
プロモーターの
ローラン・ボックの他
プロボクサーで
モハメド・アリとも闘ったことがある
世界ランカーのカール・ミルデンバーガーや
オリンピックメダリストの
ウィルフレッド・デートリッヒ選手等々・・・
特にデートリッヒ選手は猪木戦が
プロレスデビュー戦だったらしく
当日の猪木との試合で
力の加減も
よく分からぬまま
猪木をぶん投げまくり
この時
体の
あちこちを壊してしまったのではないかと
いわれるほどだったとか、、、
この地獄のようなツアーの
ラスボス!
ともいうべき
ローランボック選手ですが
ツアー中
猪木ボック戦は3度行われており
今回
記事の題名通り
キンコロで再現する
試合は
西ドイツのヴェルテンベルク州シュツットガルトにて
行われた
3度目の対戦と相成ります。
当サイト管理人が
この
「シュツットガルトの惨劇」を
知ったのは
恥ずかしながら去年猪木さんが
亡くなられてから知りまして
youtubeの映像で
この時の
試合を観てみたのですが
ボックの凄み、強さが光る!
と同時に
ボックの危険な投げのことごとくを
受けきっている猪木が
実は
ボックを引き立たせながら
プロレスの試合を成立させているという・・・!
それで
キンコロで再現させてみたくなり
今回の記事UPとなったわけであります。
史実の試合は
ラウンド制の4分10ラウンドの形式で
行われたようです。
キンコロでは
1ラウンド4分というのが実装されておらず
近いところだと1ラウンド3分か5分になるのですが
1ラウンド3分とし
計10ラウンドで試合をすることとしました。
あらかじめ
ロジックを組んで
CPU同士での観戦試合となります。
ローラン・ボック選手は
史実と同じく
グレコローマンスタイルで
掴んで投げて抑えて
関節、締め技は
あまり無しという
闘い方になるように
当時の試合映像を参考にしつつ
ロジックを組んでみました。
グランドで寝かされる猪木ですが
すぐに体を入れ替えて
素早くマウントを取りました。
さすがは
天下のアントニオ猪木!
ファイヤーマンズキャリー!
レスリング仕込みの投げを魅せて
挨拶代わりのジャブを放つと・・・
猪木もドロップキックで応戦!
が!
ボックが
これをはたき込んで
かわし受けようとしない!
猪木が受けるタイミングを計らず
高速で
遠慮なくフロントスープレックスを
ぶっぱなすボック!
1ラウンド目から一方的な展開に・・・!
ボックの投げっぱなしジャーマンを
巧みに1回転受けするアントニオ猪木!
1ラウンド目はボックが猪木を攻め立てる展開で終了!
2ラウンド目は
打って変わり
猪木が弓引きナックルパートを連発して
攻勢に出る展開に!!
続く3ラウンド目!
ボックが得意のスープレックスで攻めると・・・
猪木は得意のサブミッションで応戦!!
猪木の長い手足がローランボックの肉体に
巻きつく!
猪木のコブラツイストは
キンコロでも絵になりますなぁ。
惜しくもニアロープで逃げられてしまいましたが・・・
猪木にペースを握られて
癪に障ったのか・・・
猪木の打撃を受けずに
またかわし
ボックが猪木からマウントをとって
タコ殴り!
ローラン・ボック選手は
激しい投げ技の連発で自身の凄み
強さを魅せつけますが相手の技を
あまり受けたがらないスタイルから
選手間の信頼関係を醸成できず
他のプロレスラーから試合するのを
嫌がられるようになったとか。
このことから
ぶっきらぼうで
とっつきにくそうなイメージを想像してしまいますが
実は彼なりの信念が
そこにはあったのです。
それは後ほど・・・
グランドでディフェンスをとるアントニオ猪木!
第5ラウンドは膠着状態のまま終了!
ボックが間合いに入ってこようとするところを
牽制で猪木が打ち込む左張り手!
試合中、随所で魅せる一撃だ。
グランドからボックが力任せに持ち上げて・・・!
宇吊り状態になる猪木!!!
そのまま頭から
真っ逆さまにマットに突き刺した!
危険なパイルドライバー!
なんてこったい!
今度は猪木を
ジャーマンで
ぶっこ抜こうとするボック!
猪木も必死の抵抗を見せる!
しかしボックは
お構いなし!
強引に猪木を
ぶっこ抜いたのだ!
7ラウンド目!
反撃のチャンスをうかがう
アントニオ猪木はトップコーナーに登って
急降下ニードロップ!
ここも受けず!
しかし中盤以降
ぶん投げすぎたのが祟ったのか
ローラン・ボックは肩で息をするようになる。
かなりスタミナを消耗しているようだ。
ようやく猪木のドロップキックが
当たり始める。
8ラウンド目に突入!
フォールで抑え込んで
試合を決めにかかろうとするも
猪木は
まだ余力を残している感じ。
猪木驚異のスタミナに苛立ちを募らせる
ローラン・ボック!
ヨーロピアン式のカチあげエルボースマッシュを
執拗に連発する場面も・・・。
第9ラウンド!
危険な角度で頭から落ちるような
スープレックを繰り出すローラン・ボック!
この試合当時
ローラン・ボックはプロレスキャリア5年の34歳。
レスリングからプロに転向してきたとはいえ
キャリア自体は
まだ浅く
プロレスでの投げを打つ際の
力のさじ加減を
どれくらいわきまえているのか怪しいところ。
これを受けなきゃならない猪木も大変だ!
スタミナが苦しい中
ラッシュをかけるボック!
14歳から始めたレスリングで鍛え上げた強靭な足腰から
繰り出されるパワフルな投げ技殺法の数々!
おまけにガチガチに硬いマットの上に叩きつけられるのだから
体が壊れない方が
どうかしている。
事実、猪木さんは
このツアー終了後
体のあちこちに故障を抱えて
整体をよく受けるようになってたみたいです。
改めて知るプロレスという職業の過酷さ!
最終ラウンドでジャーマンで固めるも
カウント2.9と
あわやボックのピンフォール勝ちか!
という場面も!
最終ラウンドギリギリまで
ボックは猪木を投げ続け・・・
は、したが決め手に欠いたまま
全ラウンドまで消化して
ローランボックが2対1の判定勝利!
実際の試合では
3対0の判定でボック勝利となりましたが
キンコロでも
それに近い結果となりました。
今回は
1度もやり直しをせずに
1発収録で試合できましたw
今回の再現具合は
いかがだったでしょうか。
ローランボックの母国ドイツでは
日本やアメリカほど
プロレスはメジャーではなく
単なるショーとして見られており
ボック自身もアマレスから
プロレスラーに転向した際に
メディアから叩かれたこともあったそうです。
プロレスは
単なるショーではなく
他の格闘競技よりも場合によっては
過酷で肉体を痛めつけるハードでタフな
仕事であり真剣勝負なのだと。
これを母国ドイツ、ひいては
世界に認知させるという野望
信念のもと
このキラー猪木ツアーを企画して
シュツットガルトの惨劇のような
伝説の試合も生まれたり・・・
時代を先取りしていたといいますか
まさに
早すぎた伝説ですね・・・!
猪木さんも
のちに
ボックについて
野心はあったけど
成功できなかったとおっしゃられてたそうです。
確かに
彼のプロレスは
成功できなかったかもしれませんが
己の信念で
自身のプロレスのスタイルを貫き通したのは
男として素直に
カッコイイと思います。
一つの時代を駆け抜けた
一人のプロレスラー
ローランボックの物語・・・
プロレスは
選手一人、一人に
物語があるからこそ
ドラマがあるからこそ
観ていて面白い・・・!
今年は
直近で猪木さんの追悼工興行の
1.4東京ドームもありますし
翌日のNEW YEAR DASHで
去年発展的解消となった
鈴木軍のメンバー達が
新たな動きを魅せるのかも
注目してますし
とても楽しみです。
また機会があれば
キンコロのプレイ記事も
UPしてみたいと思います。
最後まで見ていただき
ありがとうございました!
完
キンコロでやってみました! 前回 キンコロで 「シュツットガルトの惨劇」 [sitecard subtitle=関連記事 url=https://guratansei.com/%e3%80%9[…]