戦国リアルタイムストラテジーTAKEDAを紹介!

硬派で味のある戦国RTSである

TAKEDAをプレイがてら紹介!

カナダのデベロッパ

Magitechさんより発売された

日本の戦国時代を

題材にしたRTSゲーム

TAKEDA

押し入れから

引っ張り出して

久々にプレイしてみました。

このゲームを知ったのは

かれこれ15年くらい前まで遡るでしょうか。

このシリーズの2作品目である

TAKEDA2を買ってプレイしたのがきっかけで

このシリーズに興味を持ち前作品の

初代TAKEDAも入手してハマって遊び倒しておりました。

同時期くらいに古代~中世のRTSの金字塔である

total warシリーズから

初代ショーグントータルウォーなどが

出ていたみたいですが

当時は

total warシリーズは未プレイで

存在すら知らず・・・

TAKEDAシリーズを遊んだことが

きっかけでRTSゲームを漁り出し

トータルウォーの存在を知って

初代ローマトータルウォーを

手に入れて(当時はディスク版)遊んだのが

トータルウォーシリーズを

プレイし出したきっかけでした。

当時は

東芝のゲーミングノートPC(windowsXP)を使っていました

(当時でも

あまりスペックも

高いものではなかったと思います)が

TAKEDAシリーズも初代ローマトータルウォーも

動作が比較的軽くて

サクサク遊べてました。

かなり古いゲームなのですが

管理人が現在所有している

Windows7機及びWindows10機のPCでは

問題なくインストールして

遊べました(あくまでも管理人の使用PC環境下での話です。)

今やると

古臭さは

否めませんが

なかなかどうして

今やってみても面白い。

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戦略面を可能な限り簡略化しつつ

ゲームの肝を合戦にフォーカスして

作られているところも

戦国時代の老舗メーカーさんとの

差別化が

しっかりと図られており

すごく好感が持てる。

老舗メーカーさんの

戦国ゲーに飽きていた人にとっては

当時

新鮮に感じられる

アイテムの一つといえた

のではないでしょうか。

それでは

早速キャンペーンモードで

遊んでみるとしましょう。

シナリオは忠実通りの

信濃への侵攻~信玄晩年期の三河方面への出兵

IFシナリオともいうべき

京都への進出までが選択できます。

今回は

手始めに

上から2番目の北信濃への侵攻シナリオを選択。

南信濃の諏訪、小笠原一族を蹴散らし・・・

その余勢を駆って北信濃に根を張る

豪族村上義清をも駆逐せんと

戦国最強と謳われた武田軍団が出陣!

合戦前に幾つもの

多彩な陣形を組むことができる。

数に勝る武田軍は鶴翼の陣を組んで

村上軍を一気に飲み込む態勢をとる!

武田軍本陣!

風林火山の旗が翻っているのが

お分かりいただけるだろうか?

 

武田軍左翼前衛が勇んで飛び出し・・・

村上軍の右翼前衛と小競り合いが発生!

それを合図にしたように雪崩を打って

武田軍左翼第2陣、第3陣が一斉に

村上軍右翼に攻めかかり

合戦の火蓋が切って落とされる!

このゲーム!

兵一人一人の動きが

実に個性的で敵勢が

接近してくると勝手に

持ち場を離れて

敵に打ちかかる者もいたりと・・・

リアルで、キムタクばりに

ちょ待てよ!(汗

と焦る場面もあったりして

この制御しきれない感じが

実に臨場感があって

実際の戦国時代の合戦を指揮してるみたいで

実にイイ!

グラフィックは完全2Dではあるものの

大変味があって眺めていると

屏風絵がワラワラ動いているみたいで

地味に楽しい(w

このシリーズの2からは

グラフィックは3D化するのだが

初代TAKEDAの2Dビジュアルも

個人的には大好きだ。

鶴翼の陣形で敵勢を包み込むように

両翼で村上勢を揉み潰し殲滅していく武田軍!

疾風怒濤の如く速攻をかける無敵の武田軍の前に

村上軍は成すすべもなく早々に

両翼は支えきれず戦線崩壊!

残るは丸裸となった村上軍本陣のみ!

本陣の旗本と共に

群がる武田勢の中に捨て身で討ちかかる村上義清!

敵ながら、あっぱれな大将!

戦国最強を屠る武田騎馬隊で村上軍本陣を飲み込み・・・

無残にも打ち倒される村上軍の軍旗!

村上軍の大半を討ち取り圧勝!

こちらは一人武将を失うが

無名の架空武将なので

痛くも痒くもない。

武田軍は最小限の損害だけで済んだ。

家臣にカーソルを合わせると

部隊の損害の詳細を見ることができる。

部隊長の一隊を含め4つの隊で構成されている。

部隊長麾下の各隊長は

戦国時代でいうところの

組頭といったところか。

部隊長は下位の武将ならば

足軽大将。

有力家臣ならば

侍大将といった感じかな?

北信濃制圧への橋頭保を築いて

信濃平定に王手をかけた武田信玄!

武田勢の北信濃制圧を後押しするかのように・・・

今川北条との三国同盟のイベントが発生。

こうゆう史実に沿ったイベントを戦略マップで

挿入してくれるところも地味に嬉しい。

三国同盟を締結するか否かは

プレイヤーに選択権があるので

同盟を拒絶することで

史実とは違った展開で遊ぶこともできるぞ!

ここでは素直に史実通り

三国同盟を締結する。

これで後顧の憂いなく信濃平定に専念できる!

が、ここで村上義清を

支援するという名目で出陣してきた

越後の龍!上杉謙信との初対決となった

第1次川中島、いわゆる布施の戦いが勃発!

北信濃と国境を接する

謙信の本拠地越後。

武田勢に北信濃を

平定されてしまっては

謙信の喉元に

刃を突きつけられたも同じ。

また

上杉方についている

北信濃国人衆も

踵を返して

武田方に

ついてしまう恐れもあるだろう。

ここは

謙信自らが

出陣して武力を

誇示する

必要があるのだ。

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このゲームでの

序盤のシナリオである信濃侵攻。

諏訪、小笠原、村上連合軍との戦いは

比較的簡単に

勝つことができるが

上杉謙信が出てくると

途端に難易度が

跳ね上がるので

油断して戦うと

手痛い打撃を被りかねない。

川中島を挟んで対峙する両雄。

上杉軍は総出で

討ちかかってきて

武田勢と

がっぷり四つ!

定説と違い第1次からノーガードの

ガチな殴り合いに発展してしまう(w

乱戦の中、中央突破に成功した板垣勢が

上杉本陣近くまで迫る!

が、謙信の首級を上げんと

突撃した板垣信方が・・・

あっけなく討ち取られるorz

板垣信方ほか横田高松、飯富虎昌などの有力武将が・・・

甘利虎泰も討ち死にで板垣甘利の両職(武田家臣団の最高位)が全滅。

定説では第4次川中島で討ち死にしたとされる山本勘助も

第1次川中島で殉職(爆

するなど大乱戦!

龍虎相討つ!

両陣営痛み分けとなった

第1次川中島であった・・・

武田と上杉が消耗し合っている中

盟友の今川軍が遂に動く!

史実では

あっけなく

桶狭間の戦いで

信長に討たれて

横死してしまう

今川義元であったが・・・

ここで

北信濃侵攻の

シナリオは終了して

今度は

3つ目のシナリオである

駿河への侵攻をプレイ。

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今川義元亡き後武田信玄は

あっさりと同盟を

反故にして

今川領へ侵攻を開始!

亡き義元の跡を継いで

今川家の棟梁となった氏真は

駿河へと侵攻する武田勢を

迎え撃つべく

自ら出陣してきた。

今回

合戦の場となる

地形を見て

絶好の

場所じゃないかと

管理人は

ほくそ笑む(爆

武田方中央前衛に内藤昌豊を置いて

囮に用いて今川軍を谷間に誘い込み

そこを山間に布陣した

両翼から袋叩きにする!

いわゆる釣り野伏せ!

突進してくる今川勢に

背を向けて後退する内藤隊!

くっくっくっ・・・

かかったな・・・

者ども!

今だ!かかれぇ~!

山間に布陣していた左翼右翼が

一斉に突撃を開始!

喰らえ!

逆落とし!

高きによって低きを見るは勢い竹を裂くが如し!

三国志の馬謖さんにも通ずる戦法だ(w

囮役となっていた内藤隊も反転して

飛んで火に入る夏の虫となった今川勢に襲い掛かる!

まんまと釣り野伏せの計に嵌った今川軍は

瞬く間に総崩れ!

今川氏真は本陣を引き払って

早々に退却!義元の小倅め!

口ほどにもないわ!

野戦で大勝した武田軍は

余勢を駆って花田城を包囲!

信玄公は強すぎる御大将、勝頼を総大将として

城攻めを一任!

勝頼は今川方が籠る花田城を見事攻略し

信玄公の期待に応える!

信長包囲網のイベントが発生。

こんな感じで

ゲームを進行させていきます。

部隊に指示すると

現地の方とおぼしき

掛け声で「とっつ~」とか

「とっちきちきぃ~」とか

応答してくれます(w

明らかに日本語ではない

掛け声なのですが

カナダ産のゲームということで

そこはご愛敬。

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若干の

ツッコミどころはありますが

このゲームは

日本の戦国愛に溢れており

外国の方がここまで情熱を込めて

戦国ゲーを作ってくれたことに

感動を禁じえません。

素敵な戦国ゲーを世に

送り出してくれて

Magitechさん、ありがとう!

この記事をご覧になって

このゲームに興味を持って下さる方が

いらっしゃったら幸いです。

最後まで見ていただき

ありがとうございました!

~完~

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