野人!完全燃焼!
青コーナーサイドは
数に
ものをいわせて
暴れ回る
野人中西の
勢いを
止めにかかる!
中西ほどの
巨体と怪力を
以てすれば
この通り!
手をつけられないほどの暴れっぷり!
一人では中西の力を
止められないほどに
凄まじいのだ。
実況解説陣が
口を揃えて
言っていた
野人中西の
人柄として
ひとたび
リングを降りれば
周りへの
気遣いをよくして
優しく紳士な
漢だと。
特別ゲスト解説に来ていた
長州曰く
敢えて
中西に対して最後に
苦言を呈するならば
その優しさが
リング上でも出ていて
怒り、感情の
表現というところで
少し物足りないところがあって
素材が抜群な選手だっただけに
非常に惜しい部分でもあったと
言っていたのが
非常に印象深い。
飯伏がリバースのフランケンで
中西を脳天からマットに突き刺す・・・!
シングルプレイヤーとして
浮上のきっかけを掴んだ
99年のG1クライマックス
初優勝。
しかも
相手はあの
プロレスの天才
武藤敬司と優勝決定戦を
争っての堂々たる勝利!
その勢いを以て
その年の10月に
当時武藤の持つIWGPヘビー級王座に
挑戦するが・・・
結果は敗北・・・
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たしか
その試合後のバックステージの
中西に対するインタビューで
中西は
「お前ら、俺が非情になって
武藤の脚
徹底的に攻めたらええ
思うてたんやろ?
俺はアルゼンチンやないと
勝ちとうないんや!
アルゼンチンで勝たな意味ないんや」
と発言していたことを
憶えている。
並々ならぬ自身の必殺技である
アルゼンチンバックブリーカーに対する
こだわりも
もちろんあったのだろうが
武藤のウィークポイントである脚を
徹底的に叩けないあたりが
中西の非情になりきれないところ
でもあったのだろうと
そうゆう不器用な
ところも含めて
プロレスラー中西学だったのだろう!
さらには中西の巨体を
高々と持ち上げて・・・
ゴールデンスターボムを中西に喰らわせる飯伏!
そこへ
さらにブルドッキングヘッドロックを
かぶせてくる荒武者後藤!
中西へ集中砲火を浴びせてくる
青コーナー陣営!
第三世代は
小島が飛び出して
中西を援護!
そして
小島とツープラトンの
ブレンバスターを
後藤に叩き込む!
かつて
90年代前半に
中西と小島は
ブルパワーズという
タッグを結成していた
こともある。
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中西自身も
振り返っていたが
このタッグチームの時に
小島との折り合いが悪く
何度となく仲間割れを起こすなど
衝突することもあったチームだ。
だが
若い二人のガムシャラさが
前面に出ていて
パワーファイター同士が
組んだということもあり
非常にパワフルで
個人的に、このタッグチームは
非常に好きだった。
出てきた小島を飯伏が
オーバーヘッドキックで
鋭く切り裂き・・・!
カミゴェをぶちこむ!!!
小島も負けてはいない!タイガードライバーが飛び出す!
フォールに入った小島を
フォローすべく中西が一人で
棚橋、後藤、オカダを抑えにかかる!
飯伏は自力でキックアウト!
天山と後藤が
やりあう!
かつて後藤は
天山の付き人を
務めていたこともあるのだ。
天山も元気いっぱい!
ヘッドバットで荒武者に打ち勝つ!
ガンガンと石頭をぶつけていく天山!
NEVERを鷹木に奪取され陥落した後藤は
再び巻き返しを図りたいところ。
ここで天山に押し負けてはいられない!
荒武者も意地のバックドロップで反撃!
ゴールデントリガーが出てしまうのは
ご愛嬌(爆
天山にもカミゴェ!!!
永田が出てくれば
オカダがヘビーレインを叩き込む!
徐々に赤コーナーサイドが
盛り返し第三世代コンビを圧倒!
流れを変えんと主役である野人中西が飛び出すが・・・
オカダのドロップキックと棚橋のスリングブレイドの
サンドイッチ合体攻撃の餌食に・・・
万事休すか・・・
中西のピンチに
すぐさま飛び出す
第三世代の面々!
その中で
天山が中西を救出!
天山「しっかりせぇや!
にしおくん!」
にしおくんとは
若手時代から
天山とケンドー・カシン選手が
呼んでいた中西の
愛称だそうで
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とことんなまでに
愛されキャラですな!
天山の
叱咤激励を受けた
野人は
ここで
伝家の宝刀たる・・・
アレ!
を
遂に
抜いてきた!
アルゼンチンバックブリーカーだ!!!
これぞ中西学!
棚橋を担ぎ上げアルゼンチンを掛ける中西と
その脇を
しっかりと第三世代が固めて
フォローする絵は
プロレスゲームながらも
すごく絵になりますなぁ!
第三世代!ここにあり!!!
このまま中西が棚橋から
ギブアップを取れれば
理想的な勝利で終わったのだが
棚橋もエースとしての意地があり
断固としてギブアップしなかった・・・
タナが中西に延髄斬りを見舞って
青コーナー側に再び
流れを引き戻さんとするが・・・
野人には通用しない!
逆に野人ラリアットで
タナの首をかっきる!
そのまま前のめりにダウンする野人中西!
今持てる力の全てを出し尽くして
ラストマッチを完全燃焼せんとする野人!
実際の試合でも
すごく見入ってしまうほど
面白いラストマッチを魅せてくれた中西だったが
ファイプロでも凄まじく白熱した
好勝負となり
収録している時にも
おぉっ!と
おもわず見入ってしまうほど(爆
ここで中西が棚橋を羽交い絞めにして・・・
中西「永田いけ!」
中西の指示を受けて
永田がタナに延髄斬り!
中西と永田の
見事なコンビネーション!!
すぐさま永田がバックドロップホールド!
青コーナーサイドは救出に間に合うか!
中西小島天山が防壁となり
永田を援護!
そして3カウント!!!
なんと
永田がエースから
ピンフォールを奪っての勝利!
最後に青義は勝つ!
ゼアっ!! ( ゜ω゜)ゝ
ファイプロでも
中西の、そして
第三世代の熱い気持ちが
乗り移ったかのような
白熱した試合をCPU戦で
魅せてくれた!
実際の試合では
中西を孤立させた上で
飯伏のカミゴェ
後藤のGTR
オカダのレインメーカー
最後に棚橋が
ハイフライフローを
浴びせて野人を介錯!
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中西はトップ戦線を走る
選手たちの技を全て受けきった上で
リング上で大の字!
でも最後の最後まで
死力を尽くして闘う姿は
めちゃくちゃカッコよかった!
中西の引退しても
死ぬまでプロレスラー発言は
胸にグッときましたね!
中西学選手!
熱い試合を我々プロレスファンに
魅せてくれてありがとうございました!
そして、お疲れさまでした!
~完~