赤兎馬に跨る関羽雲長!
前回は
日本語で快適にプレイするための
日本語化MOD導入について解説
しましたが
今回は
いよいよプレイ編ということで
実際にプレイしていきたいと思います。
今回プレイするのは
カスタムバトルというモードで
トータルウォーシリーズの売りである
戦闘をサクッと
ワンマッチプレイするモードとなります。
プロレスゲームでいうところの
エキシビションマッチといったところでしょうか!
今回の一戦は
三国志演義で
諸葛孔明が劉備の三顧の礼を以て
軍師として劉備の幕下に加わり
孔明の初陣戦となった
博望坡の戦いをイメージして
プレイしていきます!
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(※正史での博望坡の戦いと違い
演義では大幅な脚色がなされており
ます。あらかじめご了承下さい。
当記事では以下演義をベースにして
話を進めていきます)
この戦いは曹操が劉備を討伐せんと
夏候惇を都督とする大軍を差し向ける
同族の劉表に身を寄せて
小さな新野という地に駐屯していた
劉備は、これに対し・・・!
張飛「劉兄者は孔明を軍師にしてからというものの
食事をする時も寝る時も
いつも一緒だ。
まるで劉兄者は俺達のことを
忘れちまったみたいだ。ケッ!面白くねぇ」
関羽「よりにもよって孔明のような
青二才を軍師に迎えるとは・・・
兄上は孔明を買いかぶりすぎておられる・・・」
劉備「雲長!翼徳!何をしておる!」
張飛「お、おう。兄者!この通りよ!雲長兄と
酒を煽っておった!」
関羽「・・・・」
劉備「曹操の大軍がこの新野に
向かってきておるというのに!
そなたらは一体何をしておる!
ただちに戦の準備にとりかかれ!」
張飛「へへへ。兄者!
実は
俺に曹軍を粉砕する一計があるのだが!」
劉備「何、一計とな?申せ!
どういう計じゃ?」
張飛「曹軍を水攻めにするのよ!
そうすれば、たちまち曹軍など退散するわい」
劉備「水攻め?はて・・・??
曹軍の大軍を飲みこむような水が
一体どこにあるというのだ??」
張飛「ははは!
とぼけないでくれよ兄者!
兄者には、あるではないか!
孔明よ!
兄者は孔明を得たことは
まさに水を得た魚の如し!
と自分で
言っていたではないか!
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兄者にとって
孔明は
”水”なんだろ?
その”水”
とやらを曹軍に
浴びせてやればよい!
どうだ兄者?
名案だろ?」
劉備「あのなぁ・・・翼徳・・・」
(溜息をつきながら)
劉備「このような火急の時に・・・
戯言を申すな!我が陣営にとって
頼りは関羽、張飛の武勇と
孔明の智謀なのだぞ!」
張飛「ぐへへ。すまねぇ兄者。すぐ準備に取りかかる!」
関羽「兄上、承知しました。すぐに翼徳と共に
曹軍を迎え撃つ準備に取りかかります」
劉備「ふぅ・・・やれやれ」
孔明「ご主君」
劉備「おぉ!孔明!待っておったぞ!
まぁ掛けよ」
孔明「はぁ。して今日は一体何用でございますか?」
劉備「実はな。曹操が
発した大軍が
予想通り新野に
向かって迫っており
狙いは、やはり
この新野のようなのだ。
一体どうしたらよいものか・・・」
孔明「ご主君が真に恐れているものは
曹操の大軍ではありますまい・・
私の作戦が
是か非か・・・でございましょう」
劉備「なれば・・なればこそなのじゃ
何かいい良策があるのか?」
孔明「やはり・・・そうでしたか。
策は既に考えてあります。
しかし・・・
どの策を採るかは
ご主君の度量で決まります!」
劉備「・・・・私の剣と印を!」
近習「御意!」
劉備「孔明よ!
私の剣と印綬を持って
全軍の指揮を!」
孔明「ご主君・・・!この孔明!
決して、ご主君を失望させません」
劉備から剣と印綬を託された諸葛孔明は
劉備軍の指揮を執ることに!
まだ何の功績も残していない
実戦の経験も無い
孔明が全軍の
指揮を執ることに
関羽と張飛は
不満を募らせる・・・
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軍議の場においても
戦評定の上座に鎮座する孔明に対し
関羽張飛の二人は
あからさまに
不満を示すような態度を示し
一方の
孔明は劉備より
託された剣を持って
命に従わぬのなら軍律に従い
斬ると二人を咎め
両者の間で不穏な空気が流れるなど
物議を醸したが果たして
この状態のまま曹軍と
まともに戦えるのだろうか・・・?
前衛すぐ後ろに張翼徳が
30騎あまりの騎兵と共に陣取り
小説の三国志演義の張飛像は粗暴、猪武者
無類の酒好き、短気といったイメージだが
三国志トータルウォーで描かれている張飛は
そのイメージにピッタリの風貌と出で立ちだ!
中衛に関羽雲長が!
三国志の名馬中の名馬である赤兎馬に跨る関羽!
関羽滅茶苦茶カッコいいっス!
関羽、張飛といった勇将は
この当時各々が
兵1万に匹敵すると
云わしめるほどの
万夫不当の
猛者たちだったのだ。
関、張を擁する
劉備軍陣営!
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自陣営に不穏な空気が
流れているとはいえ
やはり
この関羽と張飛が
戦場にいると圧巻だ
まったく
負ける気がしないぞ!
最後に
一番後ろの後衛には
全軍の指揮を執る
孔明先生が鎮座する!
孔明先生の周りを近衛兵が全周囲ガッチリと警護している!
孔明先生の左腰部分には
しっかりと長剣を差しており
その長剣が眩いばかりに
光り輝いている!
これが全軍を
統べるために主君劉備から
託された剣なのか!(爆
そして
孔明先生の左腕には
羽扇を携えているのが
お分かりいただけるだろうか?
この後方の安全な場所から
羽扇を仰ぎながら優雅に采配を採る!
三国志演義で描かれる
天才軍師諸葛孔明像そのものですな!