セルリアンブルーのマット上で実現した
ミスタープロレス同士の対決！完結！！
低空ドロップキックが
とうとう天龍をとらえ出す！
武藤は低空ドロップキックの感触がよかったのか
天龍の脚にクリーンヒットした直後
時折、笑みを見せる！
こうなってくると
武藤のペースになってくるのは必至！
続けざまに
天龍にドラゴンスクリューを決める！
こうなってくると攻撃の手を緩めない武藤
一気にギアチェンジ！
そして！
仰向けに倒れている天龍の脚を狙っての
ドロップキック！
仰向けに転がっている天龍の
脚めがけてのドロップキック！
＜スポンサーリンク＞
いや
ドロップキックというよりも
相手の脚を全体重をかけて
踏み潰すかのような
どちらかというと
フットスタンプに近いようなエグイ攻撃なのだ！
フィギュア・フォー・レッグロック！
武藤得意の足四の字固めで天龍を絞り上げる！
四の字を耐えた天龍に
なおも武藤はドラゴンスクリューを仕掛けるが
天龍も必死のディフェンス
逆に武藤をボディスラムで投げ飛ばす！
そして！
先ほど自爆してしまった背面エルボーを
再び繰り出す！
前回は背面エルボーの自爆から武藤に
反撃の起点を作られてしまったが
それでも天龍はリスキーなことを承知の上で
あえて得意の背面エルボードロップを抜いてきたのだ！
天龍の対武藤戦に賭ける意気込みが
伝わる乾坤一擲の一撃！
今度は武藤を的確にとらえる！
武藤は、これをカウント１で返す！
ならばと天龍は！
まさかの雪崩式フランケンシュタイナー！！
実際の対武藤戦で天龍が
初めて出した雪崩式フランケン！
技を繰り出した時に天龍は
脳天からマットに落ちたのだが
直後に自身の頭を叩き頭を振りながら
自分がまだ生きていることを確認したという
天龍をして
＜スポンサーリンク＞
それだけ度肝を抜くようなことを仕掛けないと
武藤のペースに呑み込まれてしまう
武藤を上回るインパクトを残せないと思わせる
それだけ武藤という男は当時
凄まじい輝きを放っており
天龍にとって申し分のない
好敵手でもあったのだ
天龍の猛攻が続く！
武藤は一転、苦しい展開が続く
天龍のＷＡＲスペシャルに
武藤は苦しそうな表情！
武藤を後ろ向きに座らせ・・
スパイダージャーマン！
真壁刀義選手の得意技としても
知られているこの技は
当時天龍も得意としていた技だ！
ワン！
ツー！！
カウント２．９！！
カウントギリギリまで追い込まれる武藤
天龍は勝利を確信！
得意のパワーボムの体勢！
龍式パワーボム！！
しかし武藤はフランケンで
天龍のパワーボムを潰す！
武藤が反撃に転じる！
武藤は、ここで雪崩式の
ドラゴンスクリュー！
天龍を無理矢理引き起こしての
ドラゴンスクリュー連発
そこからダメ押しのミサイルキック！
そして２度目の足四の字へ！
天龍ギブアップか！？
なんとかサードロープに辿り着く！
武藤はワンハンドバックブリーカー！
からの！
ムーンサルトプレス！
決まった！
レフェリー！！
ワン！
ツー！！
ギリギリでキックアウト！
武藤は膝の悪い中で勝負を賭けたムーンサルトを
返された精神的ダメージは計り知れず！
これで勝負は分からなくなった！
切り札を返された武藤には何が残っている！？
バックドロップまでブロックされ
窮地に立つ武藤！
天龍はロープに走り込んで魂の龍魂ラリアット！
武藤は一瞬の切り返し！
カウンターのフランケンで天龍を抑え込む！
フランケンを返され苦しくなる武藤に
追い討ちのラリアットが炸裂！
天龍は再びパワーボムを狙う！
龍魂パワーボムを決めてエビ固め！
最後は天龍が龍式パワーボムを
きっちり決めて武藤を沈める！
９９年のＩＷＧＰをめぐっての天龍武藤の攻防は
１度目は９９年５．３福岡国際センターにて
当時のＩＷＧＰ王者の武藤が挑戦者天龍を
退けての勝利
２度目は同年の１２．１０大阪府立体育館にて
王者武藤が再度挑戦してきた天龍に敗れ
＜スポンサーリンク＞
ＩＷＧＰタイトル失陥（この時少年時代の内藤哲也選手
も大阪まで遠征し生観戦に訪れたものの応援していた
武藤が敗れ肩を落として帰った一戦でした）
ＩＷＧＰでの勝敗は５分だったわけですが
今度は闘いの場を全日本に移した天龍武藤は
全日本の至宝三冠王座をめぐって
名勝負を繰り広げることになります
また、その頃の闘いもキンコロでやってみたいと
思います！最後まで見ていただき
ありがとうございました！
～完～
