ヒトラーの暴走を食い止めろ!レジスタンスゲーThrough the Darkest of Timesをプレイ!

恐怖政治は忍び足で、やってくる!

そして歴史の教訓が風化した今・・・

貴方のすぐ後ろにも・・・!

今から

遡ること

90年近く前・・・

近現代史の中で

最凶で最悪の

専制政治を行った

国家社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)率いる

アドルフ・ヒトラーが歴史の表舞台に登場しました。

第一次世界大戦で敗戦国となったドイツは

その戦争の責任を問われて

賠償金を課されるわけですが

(今の日本のお金に置き換えると

約230兆円以上もの額!)

そして、それに伴い

ハイパーインフレがドイツ経済を襲い

ました。馬車の荷車に札束の山を積んで

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やっとパン一切れ買えた程度といわれるほどの

猛烈なインフレだったそうです。

それが1923年頃のこと。

そのインフレを収めたと思ったら

今度は1929年に世界恐慌が襲来し

国家存亡の危機に立たされたドイツは

この危機を打開する力強い

リーダーシップを持った指導者が求められる中で

ヒトラー内閣が誕生してきたわけです。

だがドイツ国民の全てが

ヒトラーを支持していたわけではない・・・

ヒトラーの危うさに気付いている人々もいたのだ!

てなわけで

今回は

Steamで出ている

Through the Darkest of Timesという

独裁政権に抗うレジスタンスSLGゲームを

紹介がてらプレイしていきたいと思います。

実は

このゲーム

今日たまたま偶然に

見つけてきたもので

管理人は

全くの初見です。

リリースは

去年の1月頃みたいですが

今まで気づきませんでした。

リリース日に

気づいてたら

ソッコーで買ってプレイしていたと思いますw

メジャーなゲームではありませんが

日本語にローカライズしてくれているのが嬉しい!

ゲームスタート時に

主人公キャラクターの

設定から。

主人公の職業や髪型、装飾品など

外観など幾つかバリエーションがあり

管理人が選んだのは

サラリーマンの営業職?をしている

パトリックさんをチョイス。

外観は、ちょっとインテリ風味で

真面目な感じにしてみました。

それでは、さっそく始めてみましょうか。

このゲームはターン制になっており

毎ターンごとに

シティーマップで

具体的なレジスタンス活動を

メンバーに指示していきます。

あと

毎ターンの始まりに

当時実際に起こった出来事が

新聞の見出し形式で表示されます。

あと

ちょくちょくと

実際に起きた事件等と

リンクして

イベントも発生します。

選択肢によっては・・・

メンバーから咎められることも(苦笑

レジスタンスの活動をしていくためには

やはり

お金が必要だ。

支援者から寄付を募ることに。

自転車をお供にすることで

多少リスクを軽減することができる。

取り敢えず

序盤は

派手に動かず

手堅く

資金集めと同志を集めを

地道にやっていくとするか。

全くの初見なので

これが鉄板の定跡となるのかは

分からないが・・・

そうこうしてるうちに

ヒトラーは着々と

ドイツ国民から

自由と権利を剥奪するための

布石を打っている。

うかうかしていられないぞ!

人々にナチス政権の危険性を知らせなければ!

チラシを作ろうとするが

紙が無い!

というわけで紙を買いにいくことに。

紙を買うのも一苦労だ。

大量に紙を買っていると

怪しまれる可能性も!

大企業がヒトラーのスポンサーに・・・

このままでは

次の選挙でも

ナチ党が大勝してしまう・・・

なんとかしなければ・・・

そして

全体主義まっしぐらな

ドイツに嫌気が差したのか

著名な作家である

オスカー・マリアグラーフさんが

亡命してしまう。

彼はアメリカへ渡り

反ファシズム活動を行った人物です。

そして遂に・・・

例の大事件が起きます!!!

1933年の2月27日の夜

実際に起きた

ドイツ国会議事堂放火事件です!!!

ヒトラーは、これを共産主義者の仕業だとして

共産主義者、すぐ後には無政府主義者、社会民主主義者達も

警察による予防拘禁措置の対象にしました。

それだけではなく

ヒトラーは

この事件を利用して

とんでもないことをしでかします・・・

毛皮のコートを着た女性「本当は誰がやったと思う?」

この事件は

ナチスによる

自作自演ともいわれております。

その是非はともかく

ヒトラーは

これを

大いに政治利用して

手始めに

ドイツ国民と国家を

保護するための大統領令

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いわゆる

国家防衛緊急令を出して

言論の自由を制限し

政府は連邦各州の全権を掌握。

さらには

右派のドイツ国家人民党と中央党と連携して

3分の2の賛成を

確保して全権委任法という

法案を成立させてしまいました。

これは、具体的に

どういう法案かと申しますと・・・

国会審議、議決が無くとも法律を作る権利を

ヒトラー政権に与えてしまうというものなのです・・・

当時最も先進的な人権規定を持っていた

ワイマール憲法が

国民と国家をテロ攻撃から防衛するためという

大義名分によって闇に葬り去られました。

これにより

個人の自由や言論、出版の自由、集会の自由、結社の自由は制限され

そのほか家宅捜索や押収

個人財産にまで制限がかけられることも可能となり

基本的人権は無くなるわけです。

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それらの出来事は

歴史の教科書に書かれていて

それは過去の歴史上の話で

自分の生きている時代とは

全く関係の無い出来事・・・

果たしてそうなのか!?

今、現在

そう・・・

ではなくなってきている!

間近にも

ソロリ、ソロリと・・・

全体主義の足音が・・・

怖いですね~ホラーですね~(淀川長治さん風に)

おのれ~、ナチスめ!

ここで

メンバーのマイケルさんから

提案があり

リスクはあるが

やってみる価値はありそうだと判断!

時間が進むごとに

警察の巡回も厳しくなっていくようだ。

総監視社会、警察国家へと

変貌を遂げていく様を

ゲームで体感できるが

現実では

絶対に経験したくない社会ですなw

国会はナチスに蹂躙される。

ヒトラーめ、ここぞとばかりに・・・

イベントでマイケルさんの妻が行方不明になるという事件が起きたが

どうやらナチスの突撃隊に拘束されたらしい。

メンバーの奥さんなので

なんとしてでも

助けなければ!

ナチスに批判的な人達を収容する強制収容所だと・・・

許せん!

ナチス政権下では

もはや警察に頼むこともできない。

我々の力だけで救出作戦を敢行!

結果は大成功!!!

まさにヒトラー政権は

やりたい放題!

俺様が法律だと

言わんばかりに

立法権をも握ってしまう!

絵も軽くホラー入ってます(爆

こんな時に仲間内で

対立しとる場合か(怒

今は団結して

ヒトラーの暴走を

止めなければならない時なのに・・・

それを諭す

主人公で

リーダー格のパトリック。

ひとまず

この場は収まったが・・・

監視社会では当局に通報されてしまえば

即、収容所送りだ!

ここは

ひとまず退けえぃ

警察でなくとも

市民一人、一人が

監視の目と化しているのが

監視社会、警察国家の

非常に恐ろしいところなのだ。

近隣国にもリアルにあるのは

皆さんもご存じであろう。

それを思い浮かべていただきたい。

ナチス政権

恐怖の秘密警察

ゲシュタポが発足する!

ますます監視が厳しくなるな、こりゃ。

我々のレジスタンス活動を支援してくれている

支援者の中からも密告者が出てくる始末だ。

なんて世の中だ・・・

密告者に制裁を加えるべくマイケルさんを伴って

鼻息荒く出撃する主人公!

だが、現場に警察が・・・!

(・д・)チッ!

今日は勘弁しておいてやる、制裁は

次回に持ち越しだ!

自国民を弾圧する冷徹非情の男が

平和を推進だと!?

各国の首脳陣連中は

ヒトラーに

まんまと騙されているのか??

仕切り直しで密告者の制裁に向かう

パトリックさんであったが

何故か

現場でパニックを起こす(汗

こりゃ、あかんorz

ということで退散・・・

主人公・・・

いや

当サイト管理人が

かなりの小心者だということか(爆

これといった戦果もなく

逃げ帰るばかり(w

の主人公率いるレジスタンスに

支援者からダメ出しが入る(爆

ちと

慎重になり過ぎたか。

リスクを恐れてばかりでは

戦いに打ち勝つことはできない!

勝負事には

敢えてリスクを取って

大胆に行動することも必要なのだ!

おかげで目が覚めたぜ

レジスタンス後援会の方々のおかげでな。

静かに目を閉じる主人公のパトリックさん。

よし、腹は決まった!

3度目の正直で密告者討伐へ!

だが、今度は現場に突撃隊がいるじゃないか・・・

さぁ、どうする・・・!?

今度は迷うことなく強行を選択する管理人!

結果、密告者の制裁には成功したが

その代償として

実行役のメンバーである

マイケルさんが逮捕されてしまう。

腹を括って決断し実行したら

ちゃんと褒めてくれるんですね(涙

ここで主にレジスタンスの活動資金集めに奔走してくれていた

ジャーナリストのバートさんが

レジスタンスを抜けたいと言い出した・・・

おい、マジかよ・・・

残ってくれないの?

バートさんよ

君は間違っている。

我々が先頭に立って

ナチスと命がけで戦わなければ

この国の未来は無いのだよ。

だが

バートさんは

もう無理だというばかり。

そしてレジスタンスから脱退してしまった。

生死を共にして強大な敵に立ち向かうはずだった

同志との別れも

なんだか切ないですね。

彼の死にたくないという

気持ちもよく分かりますし

パトリックさんの

ナチスに乗っ取られた祖国のために

命を捨ててでも

ナチスに立ち向かおうとする気持ちも

よく分かります。

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色々と考えさせられるゲームで

これを見て下さった

皆さんにも

ぜひプレイしていただきたい作品です。

まだチャプター1しか

プレイできておりませんが

学校の社会の授業とかでも

このゲームを取り上げても

いいんじゃないかと思うくらい

政治が暴走すると

どうなってしまうのかという

恐ろしさを勉強できる

ソフトなので

ぜひ

1度、お試しを!

 

 

 

 

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