戦闘パートの解説の続き!
劉備「うむ。軍師殿、この陣立ての説明を引き続き頼むぞ」
孔明「はい。まず最前列横一線に歩兵を並べて敵が来れば
この前衛が迎え撃ちます。
剣兵を中央に配置し
敵の歩兵に対する壁役とします。
この剣兵は盾も装備しているため
弓部隊などの遠隔射撃部隊の
攻撃に対する耐性も
ある程度備えているのも
中央前衛に配置する理由のひとつです。」
劉備「なるほど。
敵歩兵及び敵弓部隊の攻撃に対する盾みたいなものか。
では、両翼に配置している槍兵の役割は?」
孔明「両翼に配置してある槍歩兵に関しては
側面防護の役割を担ってもらうと
同時に敵騎兵部隊に対する壁役にもなります。
槍歩兵は対騎兵に対し優れており
真正面から戦えば断然に優位です。
敵CPUは大体両翼に騎兵を
配置しているケースが多く
この対策として
両翼に彼らを配置しておけば安心でしょう。」
劉備「ふむふむ。で、予備兵の役割は?」
孔明「予備歩兵の役割は
最前列の前衛に万一穴が空いた時に
投入できる予備戦力として。
または
敵騎兵の迂回攻撃に対する
牽制として配置しております。」
劉備「ふむふむ。軍師殿。ひとつ聞いてもよいだろうか?」
孔明「はっ、何なりと」
劉備「何故、騎兵を前衛側面に配置せぬのだ。
後方に配置すると
騎兵を素早く使えぬのではないか?」
孔明「ご主君の、ご懸念は、ごもっともです。
確かに前衛の側面に配置し
敵騎兵部隊との
騎馬戦に即持ち込むのが
オーソドックスな方法の
ひとつではありますが
敵歩兵が万が一
我が騎兵部隊を攻撃目標としてしまった場合
戦線が広がってしまう恐れがあり
そうすると対応しにくいため
敵歩兵部隊を我が前衛1カ所に
引きつけ敵方の歩兵を大方前衛で
捕捉したのち後方に待機させた騎兵部隊を
敵後方へ回り込ませ一挙に敵歩兵部隊を
我が前衛とで挟撃し一網打尽にするのです。」
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劉備「後ろから?正々堂々と真正面から騎兵を
突っ込ませてはいかぬのか?」
孔明「それでは
せっかくの騎兵の長所が生かせませぬ。
ご主君、騎兵の優れている点は
その機動性の高さにあるのです。
その長所を生かさぬ手はございませぬ。
対処しやすい正面よりも
側面及び背後を取って攻めるのです。」
劉備「おぉ!さすがは軍師殿!
やはり軍師殿は天下の奇才じゃ」
孔明「この策ならば敵など恐れるに足りませぬ。
そして、ご主君は部隊の中央に配置いたしました。
ご主君には下記画像の特性が備わっておりますれば。」
孔明「上記画像の白い円が出ているのがお分かりいただけますでしょうか?
この白い円内にいる部隊に
ご主君の特性が影響を与えるのです。
それ故ご主君を全軍の中央に配置したというわけです。
各部隊の士気を高め
戦闘の際には、これがプラスに働くのです。」
劉備「ワシは、ずっとこの位置なのか?
なんだか退屈じゃのう。」
孔明「大勢が決するまでは
くれぐれも全軍の中央にいていただきますよう。
大勢が決したのち敗走する敵を追撃する際には
ご主君にも存分に暴れていただきまする。」
孔明「ご主君。上記画像をご覧くだされ。我が軍の弓兵部隊を選択した時に
緑色の扇形の囲いが出ているのがお分かりでしょうか?」
劉備「うむ。しかと見えるぞ。」
孔明「この扇形の範囲が我が弓部隊の射程範囲となっており
この中に敵軍が入ると我が方の弓部隊は敵方に対して弓矢による
遠隔射撃を行いまする。」
劉備「軍師殿。ひとつ解せぬことがあるのだが。」
孔明「なんでしょうか?」
劉備「何故、弓兵を最前列に配置せぬのだ?
2列目だと後方になるため、その分
敵を射程範囲に捉えづらくなりはせぬのか?
ワシならば弓兵を最前列に配置し敵と接敵するまでに
バンバン弓矢で敵方を射て敵が近づいた時に2列目に
退かせるが。」
孔明「ご主君の戦術も間違ってはおりませぬ。
ただ、敵が迫った際に弓兵を後退させ
再度射撃態勢に入るまでロスが生じまする。
それならば最初から安全な2列目に配置し
射撃に集中させようという意図から
2列目に配置しておりまする。」
劉備「軍師殿は思慮深いな。恐れ入ったわい。」
孔明「滅相もない。」
劉備「ん?何やら外が騒がしいな。何事か!?」
兵士「はっ、敵の大将夏侯淵が出てきて
我が方を盛んに罵っておりまする!」
夏侯淵「おい!劉備!
仁義の士を語る偽善者め!
早く出てきてワシと1対1で戦え!
それとも
このワシが恐くて陣営に籠って
怖気づいておるのか?
この腰抜けめ!
そなたがもし
本物の漢ならば
このワシの求めに応じて出てくるはずだ!
もしそうでないのならば
即刻鎧兜を脱いで武器を捨て
降伏いたせ!さすれば命だけは助けてやる!」
劉備「お、おのれ!いわせておけば(怒」
孔明「ご主君。これはご主君を怒らせ
罠にハメようとする夏侯淵の策ですぞ。
相手になされますな。」
劉備「う、うむ。そうだな。軍師殿の言われるとおりだ・・・」
孔明「一騎打ちを行えばご主君が優勢で勝つ可能性がありまするが
ここは辛抱なさいませ」
劉備「何?一騎討ちに出ればワシが優勢とな!?
何故、そんなことが分かるのか?」
孔明「下記画像をご覧ください。」
孔明「赤枠で囲ったところにご注目くだされ。表示されているゲージが
緑色になっているでしょう?緑色であれば、一騎討ちの際には
ご主君が優勢ということで
逆にゲージが赤色になっていればご主君が劣勢ということになります。
あくまでも目安であり絶対的な指標ではございませぬが・・・」
劉備「ワシだって若い時より戦場を所狭しと駆け巡ってきた男だ。
夏侯淵ごとき一騎討ちで討ち取ることなどわけないのだ。
軍師殿は、どうして止めなさるのか?」
孔明「ご主君は一軍の将にあらず。ゆくゆくは逆賊である
曹魏を倒して漢王室を復興し帝位に昇られるお方です。
それに私がご主君を全軍の中央部に配置した意味をお忘れか?」
劉備「うむ、軍師殿の諫めがなければ
危うく大事を誤るところであった。
ワシは軍師殿の諫めに従い
一騎討ちを断るぞ!
断じて曹軍の挑発には乗らぬ!」
劉備「軍師殿の御指南どおり
前衛のグループをクリックして
移動を命じるぞ。
まだ
敵との距離は遠い故
移動速度を徒歩で
指示しておいたぞ!」
孔明「ご主君、お待ちくだされ。」
劉備「ん?軍師殿から教わったとおり
操作方法に抜かりはないぞ。」
孔明「グループ化した前衛ユニットを
クリックする、そこは
合っておりまする。
移動速度に関しても
私がご主君にお教えしたことを
忠実に守っていただいておりまする。
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ただ・・・」
劉備「ただ?」
孔明「この前進移動では
ちとマズいのです。」
劉備「え?なんで??」
孔明「前進する向きに
ご注目くだされ。向きが斜め気味に
なっておりますれば敵方に
前衛の側面を晒すことにもなりかねません。
このまま接敵すれば
我が前衛は
瓦解してしまいまする。」
劉備「では一体どうすればよいというのだ?」
孔明「Altキーを押しながら右クリックで移動を指示なさいませ。
さすれば向きを水平に保ったまま前衛を前進させることができする。」
劉備「軍師殿、こうゆうことは早く教えてくだされ!
危うく全軍を危険に晒すところだったぞ。」
劉備「それにしても左翼の側面が気になるのぅ。
相手に回り込まれて包囲殲滅させられないだろうか?」
孔明「ご心配めさるな。そういう万が一の時に備えて
予備戦力を温存しているのです。」
孔明「後方の予備戦力を投入して左翼に展開(これを軍事学的には延翼運動とい
うそうです)することで
敵軍が回り込むことを阻止します。」
孔明「右翼方面からは敵騎兵部隊が展開してきたため
こちらも延翼運動を行い敵軍の翼包囲戦術に対抗します。」
孔明「さらには後方に待機させておいた右翼側の騎兵を展開し
敵騎兵に対し睨みを効かせておきます。」
劉備「双方の前衛が、真正面から
がっぷり四つで組み合って戦いが始まったぞ。」
孔明「上手くいきましたな。私の目論見どおりです。
さっそく軽騎兵を動かしますぞ。」
劉備「狙いは、後方でバンバン弓矢を射てる
あのうるさい遠隔射撃部隊だな。」
孔明「ご明察です。では前回にお教えしました操作方法を用いて
軽騎兵を迂回機動させて見て下され!
きちんと覚えておられますかな?」
劉備「もちろんだ!」
孔明「それと同時に打撃用の騎兵も用いて敵後方へ展開し
敵歩兵の後ろをズブリと一突きしてやれば
我が軍の勝利は間違いないでしょうな。」
劉備「ウホッ!」
孔明「ご主君・・・実は、そんな趣味がおありで・・・」
劉備「コ、コホン。さっきのは冗談だ。
さぁ、曹軍を一気に叩くぞ!」
孔明「既に我が軍の右翼方面を包囲せんと展開していた敵騎兵部隊は
我が1個騎兵部隊と1個歩兵部隊で叩き潰しましたぞ」
孔明「逆に我が方の右翼部隊が翼包囲で敵方左翼を押し潰していきます!」
孔明「大勢は決した!」
劉備「いつの間にやら翼徳が夏侯淵を討ち取っておった・・・」
曹軍は大将まで討ち取られて総崩れに!
張飛「楽進!夏侯淵は俺様が討ち取った!
お前も逃がさんぞ!覚悟しやがれ」
楽進「おのれ!」
これが
Total War THREE KINGDOMSの
一騎討ちの
様子になります。
特に
こちらで
操作する
必要はありません。
自動で戦いが始まり
プレイヤーは基本的に
眺めているだけでOK。
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ちなみに
一騎討ちの様子を
クローズアップして
見たい場合の
操作方法は
一騎討ちをしている
味方武将及び
敵方武将をクリックして
insキーを押すだけでOK。
ボタン配置によっては
Ctrlキーを押しながら
insキーを押すという
操作方法になる場合もあります。
楽進の華麗なローリングソバットが張飛に炸裂!!!
楽進がローリングソバットからのフェンシングばりの
突きで張飛に追い討ちをかける!
両者一歩も退かず!
楽進も
さすがは天下に聞こえたる名将で
張飛相手に対等に渡り合っているところを
見るにつけ討ち取るには誠に惜しい人材・・・
渡り合うこと数十合・・・
遂に張飛の蛇矛が楽進を捉え・・・
張飛「楽進討ち取ったり!」
遂に力尽きた楽進将軍・・・
敵ながら
あっぱれな最期よ・・・
最後の一騎討ちは
おまけ的な要素として入れましたが
どうだったでしょうか。
戦闘場面は当サイトで解説した以外にも
色々とやり方があると思います。
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部隊の配置とかも自分なりに
色々と試行錯誤しながら
配置して遊んでみるのも
楽しいと思います。
自分なりの楽しみ方を見つけて
遊んでみて下さいね!
最後まで見ていただき
ありがとうございました!
~完~