上回るのは真っ向勝負の
一直線パワーランドか!
それとも魔界の邪悪な世界観か!
ミサイルキックを放ったムタが
再びエプロンへ!
再度ミサイルキックを狙うのか!?
今度はダイビング式で手刀を振り下ろすムタ!
後ろからの手刀で
ノートンの脳天を
かち割る一撃!
この技は
グレート・ムタが
NWOに加入して
シリーズ全戦に参戦していた際に
地方巡業の
6人タッグや
8人タッグマッチ等での
フィニッシュホールドにも
なっていた。
<スポンサーリンク>
東洋の神秘である
ムタに、よく
似合う技で
和のテイストも醸し出される
個人的にも
好きな技のひとつだ
ムタの父親である
グレート・カブキの場合は
セカンドロープを伝ってからの
正拳突きをフィニッシュに
していたこともあったが
その流れを汲む技とも
いえそうだ
序盤から
ムタにペースを握られ
すっかり
ムタワールドに
迷い込んでしまった
スコット・ノートン!
ムタが誘い込んだ
底なし沼のような
魔界を突破するのは
もはや
ノートン自身の
ド迫力パワーしかない!
<スポンサーリンク>
当時の
ムタの体重は110kg
もっと重ければ
115kg以上ある時もある
という当時解説席で
解説されていたマサ斎藤さんの
解説が耳に残る。
それだけ重いムタの
首根っこを掴んで
軽々と持ち上げてしまう
ノートンの馬鹿力!
ムタを強引につかまえて
ネックハンキングツリーで
吊り上げて
スーパーヘビー級のムタを
宙吊り状態に!
両脚を
バタつかせるムタだが・・・
ビクともしない・・・
力が抜けていくグレートムタ!
万事休すか!
と、ここでネックハンキングツリー
を解いたノートン!
序盤に散々にやられたお返しなのか
自ら技を解いたノートンがムタを
抱え上げてホクラホマスタンピート!
150kg以上はあるノートンが
全体重を浴びせかけて繰り出すので
これを喰らうムタもたまったものではない
さらには・・・!
バックドロップ!!
大技で畳みかけられたムタはグロッキー状態!
ノートンがコーナー最上段から・・・!
降ってきた!!!
自身の巨体を最大限に利したダイビングショルダー!
ムタを背後からとらえた!
そして
すかさずカバー!
かろうじてキックアウトするムタ!
ここでムタは
やけになったのか!
天に向かって毒霧を発射!
そしてムタはロープへ走り込む!
そこへカウンターのパワースラム!!!
ここも
フォールを跳ね返すムタ!
実際の試合では
このカウンターの
パワースラムの前に
あっさりと
沈んだムタであったが
闘魂列伝3のムタは
しぶとくキックアウト!
NWOの同門とはいえ
勝ちを譲る気など
さらさら無い!
あくまでも
勝ちにこだわる!
これこそがG1の
醍醐味のひとつでもあるのだ
スコット・ノートン持ち前の
パワー殺法で
形勢を一気に五分
いや
それどころか
形勢逆転といっても
よいかもしれない
満を持してノートンは
パワーボムの体勢に入った!
一気に勝負を決めにいく構えだ
ムタを高々と持ち上げた!
!?!?
なんと、ここで
まさかの毒霧!!!
ノートンのフィニッシュホールド
でもあるパワーボムを
毒霧で返されてしまった
ノートンの精神的な
ダメージは
計り知れない
おまけに
2度目の毒霧を
顔にぶっ掛けられるわで
踏んだり蹴ったりだ!
<スポンサーリンク>
そんな
失意のノートンを
あざ笑うかのように
ムタは毒霧の
残りを吹かして
余裕の表情を見せる!
なんとも
小憎たらしい・・・!
ムタはノートンの頭を掴んで・・・!
さらに毒霧を吹きかける!!!
あ~あ・・・
広がる傷口に
さらに塩を塗りたぐるが如き仕打ち・・・
同門のノートンに対しても
容赦なし!
首投げでノートンを転がしておいて・・・
一気にコーナー最上段へ駆けあがるムタ!
得意のラウディングボディプレスで畳みかける!
やはりムタが一枚上手だったのか!
2カウントで跳ね返すノートン!!!
1度返されても
まだまだいくのがムタ!
しかし、すぐに起き上がったノートン!
ムタは気づかずに
そのまま2度目のラウンディングボディプレスを敢行するが・・・
ムタは、かろうじて両脚で着地!
この隙を逃さないノートンが
身体ごと体当たり!
腕回り60cm以上ともいわれる
ノートンのズ太い腕から
繰り出される強烈なラリアット!
腕回り60cm以上というと
成人女性の
胴体くらいの太さが
両腕として
ぶら下がっているような
感じだろうか
なんにしても凄い肉体だ!
ノートンといえば
元々アームレスリングの
世界チャンピオンに輝いていた
<スポンサーリンク>
こともある程の
腕っぷしの強さで
彼の異名である
”フラッシュ”は
アームレスリングで
対戦相手を瞬く間に
瞬殺して
勝ってしまうことから
きているのだ
さらにムタの左腕を掴んだまま
強引に引きずり起こし・・・!
ショートレンジからムタの首を狩るようなラリアット!!!
190cm近い
たいへん大柄なムタの
体躯を以ってしても
ノートンの怪力の前では
このとおり!
まるで
サウンドバックの
人形のように
ムタの身体が
へしゃげてしまう・・・
再びパワーボムの体勢に入るノートン!
今度という今度はムタ万事休すか!
マットに強烈に叩きつけられ
九の字に折れ曲がったムタ!
そのままフォールに入る!
さすがのムタも跳ね返せず
無情の3カウント!
かなりの苦戦を
強いられたものの
最後はスコット・ノートンが
持ち前のスーパーパワーで
ムタを圧殺し
グレートムタを魔界ごと
押し潰す!
昔武藤とノートンの対談で
武藤との試合は、どうかと
訊かれたノートンは
非常にやりにくい相手で
どちらかというと
苦手なタイプの対戦相手だ
と答えていたが
<スポンサーリンク>
長州力も
武藤との試合で
同様のことを
述べていたとおり
一直線なパワーファイター
にとっては
武藤のように
のらりくらりで
時にスカされ
時に、ねちっこく攻めてこられた
と思えば
ギアチェンジで
一気呵成にフィニッシュまで持っていく
チェンジオブペース
相手は総じて闘いにくいのだろう!
やはり武藤ムタは類まれなる
プロレスセンスを持った
天才ですな!
その天才ぶりを
闘魂列伝3で
どこまで表現できたかは
分かりませんが・・・
闘魂列伝3は
だいぶ古いプロレスゲームですが
当時のムタならば
あるいは
当時のノートンならば
ここでは、こんな展開で
試合を進めてくるだろうとか
色々想像しながらプレイすると
面白いし、あらためて
プレイしてみると懐かしさも
相まってか
けっこう楽しめちゃいます(笑
皆さんも気が向けば
ぜひプレイしてみて下さい!
最後まで
見ていただき、ありがとうございました!
~完~