G1直前企画! 蝶野正洋VS武藤敬司! 後半 (レッスルキングダム2)

 

真夏の両国はMAXボルテージ!

 

蝶野がコーナー最上段から・・・!

ダイブ!!

場外へのダイビングショルダー!!!

本来は

序盤から

ラッシュをかけて

短期決戦を

狙いたかった蝶野だが

武藤の土俵である

グラウンド戦に

持ち込まれてしまったのは

誤算だった

だが

悔やんでばかりもいられない

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序盤の劣勢を

跳ね返すには

これくらいの

リスクを冒してでも

攻める姿勢を見せなければ

武藤から勝ちを

掴むことはできないのだ!

ましてや

同日に蝶野は

武藤戦の前にも

破壊王橋本真也との

試合をこなしているのだから!

そして

場外の硬いマットの上に

パイルドライバー敢行!

リング内に戻っても蝶野の攻勢は続く!

蝶野のバックドロップが炸裂!!!

バックを取る蝶野!

武藤はソバットで切り返す!

こしゃくな!

武藤の前転忍者殺法で蝶野のケンカキックが

虚しく空を切る!

すかさず武藤がドロップキックで応戦!

マットを叩いて悔しがる蝶野に・・・

連続でドロップキックを

叩きこむ武藤!

オカダカズチカばりの綺麗で

躍動感溢れるドロップキック!!

武藤も若かりし頃は

その抜群の身体能力を活かし

現代プロレスでいえば

飯伏幸太選手や

オカダカズチカ選手ばりの

華麗な動きで

魅了していたのだ!

そんな武藤も

歳月を重ね

昔のような動きは

できなくなったが

武藤曰く

動けなくなってから

どう魅せていくかが

プロレスの面白いところであると!

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武藤も若い頃のムーンサルトの多用から

膝を悪くしていき

そんな中で

ドラゴンスクリューからの足四の字

という伝説のムーヴや

シャイニング・ウィザードといった

フィニッシャーを次々に生み出してきたのだ

もちろん武藤の外見も

ちょくちょくとマイナーチェンジを繰り返してきた

武藤自身も

飯伏やオカダが

今のスタイルを維持できなくなってからが

見てみたいと!

飯伏の華麗な空中殺法!

オカダの芸術的なドロップキックが

撃てなくなった時

彼らは、そこから

どうスタイルチェンジして

魅せていくのか!

そういうところも含めて

プロレスを観ていくと

より楽しめることだろう!

武藤がミサイルキック発射!

先ほど受けた蝶野のパイルドライバー!

今度は、武藤が

お返しのパイルドライバー!

続けざまにジャーマンスープレックス!!

そのままホールド!

蝶野はカウント2でキックアウト!

さらにミサイルキックを放つ武藤だが

蝶野は、これをかわす!

蝶野は18番のダイビングショルダー!

武藤を正面から射抜く!!!

ワン!

ツー!!

カウントは2!!

蝶野は

ここで

ストロングスタイルの

象徴ともいうべき

卍固め

武藤を

激しく攻めたてる!

武藤が

リバース・インディアン・デスロック

鎌固めと

猪木由来の技を

繰り出せば

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蝶野も同じく

猪木由来の

卍固めを繰り出す!

蝶野にも武藤にも

流れる猪木イズム!

これぞ

ザ・新日本プロレス!

ザ・ストロングスタイル!!

 

武藤をガッチリときめる

蝶野のオクトパス・ホールド!

得意のケンカキックから

満を持しての

STF!

ステップオーバー・トーホールド!!

ウィズ・フェイスロック!!!

蝶野が勝負を賭けてきた!

絞る!

絞る!!

絞る!!!

蝶野「アスクヒム!オラエー!」

レフェリー「武藤!ギブアップ?」

武藤は首を縦には振らず・・・!

断じて武藤は降参せず!

蝶野も技を解いて両者ともにダウン・・・

先に立ち上がったのは蝶野だ!

再びSTF!!

今度こそギブアップか!

渾身の力で武藤を締め上げる蝶野正洋!

武藤も必死にロープに逃れんとする!

なんとか

サードロープに辿り着き

ロープブレイク!

ちなみに

キンコロの実況で

ロープブレイクの時に

辻アナが発する

”岸壁の母に辿り着いた”

というフレーズは

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この第一回G1

優勝決定戦での

蝶野武藤の

シングルマッチで

飛びだしたものだ!

 

2度のSTFを以てしても

勝負を決することができず!

持ち技を出し尽くした

感のある蝶野

どうする!?

助走をつけてケンカキック!

これしかない!

そこへ武藤がカウンターの

フランケンシュタイナー!

ワン!

ツー!!

決まったか!?

カウントギリギリで

フランケンからの押さえこみを

跳ねのける蝶野!

実際には

この頃の武藤は

まだ

フランケンを

使っていなかったと

思いますが

個人的に

押さえこみながら

カウントに合わせて

アピールする武藤の

この技が好きだったため

繰り出してみました(爆

レッスルキングダム2には

このアピール付きフランケンが

収録されていたのが

当時は

嬉しかったです

このムーヴは何気に

カッコいいんですよねぇ

 

 

これでも決まらない・・・!

武藤には

まだ切り札がある!

シュミット式バックブリーカーから

素早くコーナー最上段へと

かけ登り・・・!

ラウンディングボディプレス!

所謂ムーンサルトプレス!

武藤の若かった頃の

一番綺麗なムーンサルトだ!

武藤の110Kgの肉体が蝶野に直撃!

今度こそ終わりだ!

またしても・・・!

決まらない・・

ならば・・・!

もう1回!

2連続で決まったムーンサルト!!

ワ~ン!

ツ~!!

僅かながらも

肩を上げて蝶野は

3カウントを

かろうじて回避!

武藤も2連続で

フィニッシュホールドの

ムーンサルトを返され

愕然とする!

まさかという

この表情!

手札を出し尽くした武藤と蝶野・・・

打撃の打ち合いとなる!

ここまで来ると

後は

もはや出たとこ勝負か!

打ってこいと珍しく武藤が感情剥き出しに!

蝶野はショートレンジからケンカキックを撃ちこむ!

蝶野「ガチャメラエー」

蝶野がガッツポーズ!!!

ここで蝶野が

まさかのパワーボム!

ワン!

ツー!!

3カウント!!!

最後は蝶野が

武藤をパワーボムで

押し潰しての

ピンフォール勝ち!

この第1回目のG1クライマックス!

その覇者を決める優勝決定戦に

優勝の本命とおもわれていた

藤波、長州の姿はなく

闘魂三銃士の

若かりし頃の蝶野正洋と

武藤敬司で優勝決定戦が

行われたのだった!

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そして

優勝決定戦を含め

同日2試合をこなさければならない

圧倒的不利な状況の蝶野が

武藤を下しての優勝で

両国の会場の熱気は

最高潮に!

このG1クライマックスは

闘魂三銃士が

新しい時代の扉を開き

彼らが主役の時代を作っていった

その幕開けを告げた

舞台でもあったのだ

いよいよ

あと約1週間で

今年も

G1クライマックスが

開幕するが

どんなドラマが待ち受けているのか

新しい主役が躍り出て

我々プロレスファンに

まだ見ぬ

新しい景色を

魅せてくれるのだろうか!

期待して待ちたい

最後まで

見ていただき

ありがとうございました!

~完~

 

 

 

 

 

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