太閤立志伝5(太閤立志伝Ⅴ DX)小山田信茂でプレイ!甲州討伐編

武田勝頼に引導を渡した男!

今回は

太閤立志伝Ⅴのリメイク作品!

太閤立志伝Ⅴ DXで

1582年の転変の章をチョイスして

遊んでみることにしました。

1582年の出来事といえば

やはり・・・!

本能寺の変!

天下をほぼ手中に収めていた織田信長が

まさか、まさかの

明智光秀の謀反によって

横死するという一大事変が起きた年であります。

その3か月近く前に

織田信長は

甲州討伐戦で

甲斐源氏の名門である

甲斐武田家を滅亡させていました。

甲州討伐における武田家による組織的抵抗は

ほぼ皆無で

木曽家の織田方寝返りに始まり

穴山梅雪が徳川方の調略で

勝頼から離反と

親族衆の離反が相次ぎ

目も当てられぬほどのドミノ倒しっぷり・・・。

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踏んだり蹴ったりの状況下で

逃避行を続ける武田勝頼に

最期のダメ押しとなったのが

岩殿城に勝頼一行を匿ってくれるハズだった

先代信玄公からの重臣、小山田信茂の

土壇場での変心!

進退窮まった勝頼は天目山で自刃するという・・・

いわば

甲斐武田一族に

最期の引導を渡した男・・・!

それがゆえに

後世の評価が散々なことになっている

小山田信茂でプレイしてみたいと思います。

そういったことも影響してか

能力値も、ちと微妙な感じになってます。

が、実際は

武田家の猛将、山県昌景をして

若手では小山田信茂、文武相調いたる人物は

ほかにはいないと評されるなど

彼は知勇兼備の勇将だったみたいです。

1582年の転変の章は

織田信長が嫡男信忠に

武田家の追討を命じ

冒頭で

木曽福島城の木曽義昌が織田方に内応!

織田勢による甲州攻めが本格化せんとする中で

ゲームがスタートする。

開口一番

小山田さんから出たこのセリフ!

どこまでが彼の本心なのか・・・

果たして

彼の真意は、如何に!?

東に関東の覇者

後北条氏、西からは

強大な織田・徳川勢と

この非常に厳しい状況に置かれた中で

小山田信茂は

どう立ち回るべきだったのか・・・

船上で物思いに耽る・・・

小山田「相分かった。急ぎ岩殿へ戻って

軍兵を整えるゆえ

その旨、御屋形様に伝えてくれ。」

武田勝頼が織田方に寝返った

木曽義昌の討伐戦に成功・・・!

史実では

木曽討伐戦は失敗に終わっているが

太閤立志伝5 DXでは

真逆の結果に!

勝頼の武運は

まだ尽きてはいない!?

木曽福島城奪還直後の勢力図。

上述の通り

東西を大勢力に挟まれている中で

奮闘を続ける武田家当主の勝頼。

小山田さんとしては

勝頼が後顧の憂いなく

織田信長、徳川家康と

戦えるように

東の守りを固めることが肝要であろう。

ゲーム内では

勝頼より出兵を促されるが・・・

史実では

北条家との取次役でもあった

小山田さん。

織田、北条に挟撃されるという

最悪の事態を回避するために!?

北条家との関係改善を模索していた・・・!?

武田家に不信感を持っている北条家の当主

北条氏政は

なかなか会ってくれずorz

粘り続けること1か月余り・・・

ようやく氏政と会うことができた!

外交活動には

お茶の作法も大事!

ということで

堺まで出向いて茶道を習っちゃう!

で、あるか・・・(信長風に

各方面から武田領内へと攻め入る織田勢!

しかし、どこか他人事のような小山田さん?

悠々と堺の宿で骨休みして・・・

勝頼の待つ新府城へ!

おや?御屋形様は留守かね?

土屋昌恒「小山田殿!一体今まで

そなたは何処に行っておられたのだ!?

御屋形様は織田方を迎え撃つため出陣しており領内を守るのに

昼夜を問わず駆けずり回り

休む暇も無い有様!

先代より大恩を受けておりながら、そなたは・・・!」

小山田信茂「それがしには

それがしの考えるがあってのこと。

土屋殿、もう、それ以上申されますな」

そう言うと

小山田さんは甲府を発ち・・・

北条の本拠小田原へ!

飯田城が陥落!

飯田城落城の報を受けた翌日

小山田さんは北条氏政に会いに行く。

もう、すっかり顔パスで余裕で面会に行ける程に!

小山田さんの粘り強い交渉の末

武田、北条間で再開されたホットライン!

武田存亡の危機を救えるのは

もはや北条からの援軍のみ!

が、どういうわけかチャンバラに興じるw

その汗を流しに岩殿城に帰還した小山田さんに

木曽福島城に織田軍が押し寄せてきたとの一報が!

勝頼の武勇によって奪還した木曽福島城だったが・・・

再び氏政に会いに小田原へ!

破竹の快進撃を続ける織田軍が木曽福島城を再攻略!

それに呼応するかのように・・・

史実通りの穴山梅雪の徳川方への寝返り・・・!

勝頼にとっては

木曽義昌の寝返りも痛かったが

穴山梅雪にまで寝返られるのは

痛恨の極み!

駿河方面からは

徳川勢が直接

甲府に攻め寄せてくることになる。

岩殿城にて評定が開かれる!

信茂でスタートするにあたり

新規作成した武将を何人か

配下として入れておきました。

為五郎は完全架空武将です。

史実、伝承を交えて小山田信茂と

ゆかりのある人物を

テキトーに作ってみました。

胡散苦斎は

以前

信長の野望蒼天録のプレイ記事を

当サイトにUPした際に

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その時は

木曽家に仕えているという設定でしたが

今回は

小山田家の家臣として登場!

神出鬼没なのは

三国志Ⅴの仙人っぽいイメージでw

史実では

仁科五郎盛信が立て籠る高遠城が

1日と持たずに落城したことは

武田勢に相当の動揺をもたらしたようだ。

と、いうのも

手数こそ少ないものの(兵3千、千余、500等諸説あり)

兵は精鋭揃いで

高遠城自体が要害堅固。

武器弾薬も豊富に蓄えられており

少なくとも

1か月前後は持ちこたえると考えられていたのだ。

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だが

今回は

3か月近くも持ちこたえた!

上出来じゃないか!(他人事)

高遠城の落城で

いよいよ

武田の本拠である甲府が戦場となるのは

避けられなくなったが

仁科五郎が織田の大軍勢相手に

健闘したことで時は稼げたハズ!

岩殿城でも諸将を集めて

今後の方策を練るため緊急ミーティングじゃ!

この緊急ミーティングの場で

小山田さんの口から諸将らへ重大発表!

小山田さん・・・

一体何を決意されたのですか??

神妙な面持ちの小山田家臣団・・・

これは・・・

やはり・・・!

寝耳に水とは

まさに、このこと。

絶句する勝頼・・・

先代の信玄公より

仕えてきた武田家を見限る・・・苦渋の決断であった。

長篠の戦いにおいては

先に寝返った穴山梅雪とは違って

最前線で戦い続け勝頼を守るために

多くの一族、郎党を犠牲にした。

勝頼の家督相続により

諏訪衆が勝頼の側近として

大きな発言力を持つようになり

肩身の狭い思いもした。

御館の乱からの甲相同盟(武田北条)の破綻に際しても

北条の取次役を担っていた小山田さんは面目を潰された。

色々と我慢もしてきて

これから沈みゆく泥船となるのが決定的な甲斐武田家に

これ以上ついていくのは

もう無理!

史実では

本当に

ギリギリのギリギリでの裏切り行為で

不忠者として断罪されたが

今回は

それよりも

少し早いタイミングでの離反!

戦国という乱世にあって

実に難しい決断を迫られるわけだが

今回の

小山田さんの決断によって

果たして

史実とは違う展開に

なり得るのか!?

今の勝頼に

もはや小山田さんを討伐する余力など

残ってはいまい。

諸将らも全会一致で

小山田さんの独立に賛同した。

頻繁に北条家と接触していたのは・・・

実は、この時のためだったのだ。

北条家と手を結び

北条氏政の後ろ盾を得て

小山田さんの家名を残す!

小山田家が生き残る道は

これしかない!

これなら、どうだ!

独立後、織田の矛先が

こちらに向かわぬようにと

信長に便宜を図ってもらおうと

徳川家康とも接触を図るが・・・

小山田さんのイメージは

すっかり地に堕ちてしまっているようだ。

元同僚!?の穴山さんも

仮病を使い?

まともに取り合ってくれず。

手をこまねいていると

翌年の1583年夏頃に

いよいよ織田家が来襲!

この時のために

保険として

北条家との同盟に

こぎ着けたのだ。

氏政殿に援軍を出してもらうよう頼もう!

そういって門番に小田原から

閉め出された小山田さん。

え、ええぇ~!

冗談だろ!?

マジかよ ( ゚д゚ )・・・

一体、何のために

今まで根回ししてきたと思ってるんだ・・・

m9。゚(゚^Д^゚)゚。プギャー

そんな小山田さんを

嘲笑うかのような雨、雨、雨・・・!

その雨の中を立ち尽くし

空を見上げて絶句する小山田さん。

北条家に梯子を外されてしもうた( ゚д゚) …

天は我を見捨てたというのか?

織田方の前田利家が攻め寄せ

岩殿城に籠城する小山田さん。

戦況を有利に進めていたが・・・

織田方は援軍が駆けつけ・・・

衆寡敵せず!ジ・エンド!!!

史実より

1年ほど生き長らえることが

できたが、結局

織田に滅ぼされてしまい

結果は

ほぼ同じことに。

どのみち

小山田信茂に

生き残る道は無かったということなのか。

ゲーム内においては

北条の後詰に一縷の望みを持っていた

小山田さんを

奈落の底に叩き落とした北条氏政(爆

史実で小山田信茂が勝頼にやったことを

そのままやられた感じで

いやはや、なんとも(汗

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武田滅亡後、北条氏政は

信長に贈り物を送って

ご機嫌伺いをするものの

信長に臣従の意を表明しながら

出仕してこなかった氏政に対し

信長は論功行賞で北条氏政を武田遺領から

締め出して冷遇。信長が本能寺の変で

倒れていなかったら

そのまま攻め込まれて

もっと早くに滅んでいたかもしれませんな。

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