三国志ゲーの隠れた名作?迷作?
皇龍三國演義をプレイ!
今回は
久々に
シュミレーションゲームを
取り上げたいと思います。
そう・・・
今回は・・・
久々の三国志を題材とした
SLGということで
当サイトでは
以前に
チラリと紹介した
三国志トータルウォー以来の
三国志ゲー!
ということになります。
約3か月ぶりの
シュミレーションゲームということで
何を取り上げようかと
考えたのですが
何年か前に購入して
プレイしていた
皇龍三國演義という
三国志のゲームを
久々にやってみたくなったため
取り上げました(笑
三国志のゲームといえば
老舗のコーエーさんが
超有名ですが
過去に発売された
マイナーどころでも
面白い歴史シュミレーションゲームは
たくさん、あるんです!
ただ
とっつきにくいところがあったり
操作性に少し難があったりで
陽の当たらぬまま
過去に埋もれてしまった
隠れたる名作の数々・・・
皇龍三國演義も
そんな作品の一つであると思います。
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このゲームは元々
PC98時代に出た
パソコンゲームだったそうですが
それがコンシューマーに移植され
(コンシューマーはPS1版と
セガサターン版があり私が持っているのは
PS1版となります)
個人的には
歴史SLGの中で
隠れた名作のひとつだと思っているのですが
先ほど述べたとおりで
あまりにも、とっつきにくく
尚且つ
操作性もイイとはいえない・・・
そして
ビジュアル面も
すごく地味と・・・
以上のことから
このゲームの味を感じる前に
投げられてしまい
クソゲー認定されてしまうような
作品であったことは否めないと思います。
万人受けしないといった方がよいのかな?
人を選ぶ作品といってもよいかと思います。
まぁ、そんな感じです。
前作に昇龍三國演義があり
皇龍三國演義は、その継承です。
さっそくシナリオ選択画面に入りますが
今回
プレイするシナリオは
最終シナリオの5。
このシナリオは
劉備が入蜀を果たし
東呉の孫権
魏の曹操と
天下を三分して争う
シナリオとなります。
このシナリオは
前作の昇龍三國演義には
収録されていませんでした。
次にプレイする君主を選択します。
今回は三国志の主人公ともいうべき
劉備玄徳を選択します。
さっそくゲーム開始!
このゲームは基本的に
リアルタイムで時間が進行していいきます。
時間の表示は画面右下を見てください。
218年1月2日16時と表示されていますよね!
時間は1時間単位で進行していきます。
じっくりと長考して遊びたい場合は
コマンド画面を表示させるとよいでしょう。
コマンド画面を出す場合は
コントローラーの✖ボタンを押すと
出てきます。
このコマンド画面を出している間は
リアルタイムで進行する時間は停止します。
画面右下の時間は1月6日の0時と表示されていますが
コマンド画面が出ている間は
0時から時間が進まないようになっています。
また進行する時間の速さをオプション(環境設定)で調整することができます。
私の場合は基本的に時間のスピードを
一番遅くして早く時間を進めたい時だけ
時間のスピードを調整するようにしています。
臨機応変に使っていただいたら
よいと思います。
それでは、まず始めに
コマンド画面の一番上の項目である
宮中を選択します。
すると君主の文字の下に
丞相という役職名が表示されておりますので
それを選択します。
この画面は丞相の任官及び
解任画面となります。
丞相は現代でいうところの
いわば内閣総理大臣みたいな役職で
国政全般を取り仕切る宰相です。
劉備率いる蜀の丞相といえば
諸葛孔明先生をおいて
他にはいないでしょう!
と、いうことで
諸葛先生を迷うことなく
丞相に任命します!
次にコマンド画面から
内政府を選択すると
内政府の組織図が表示されます。
内政府に属する様々な役職名が出ていますが
これも先ほどの丞相の任官同様に
適任とおもわれる人材を
役職者に任命していきます。
初期のシナリオでは
人材が少ないのことの方が多いので
役職任命は、さほど
悩むこともないのですが
最終シナリオの
大勢力となっている状態では
まずは
適材適所に
人材を配置することが
先決となります。
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もちろん
デフォルトで設定された役職配置で
そのままゲームを
進めてもよいのですが
個人的に
配下を多数抱える
大勢力でプレイする時は
いつも時間を進める前に
自分の好みで
デフォルトから配置変えを
行っています。
どの人材を
どの部署どの役職に
配置するかを考えるのも
このゲームの楽しさの
ひとつでもあったりします。
役職の任官及び罷免の操作方法は
こんな感じで。
大司農は農政大臣的な役職で
国の税収力に深く影響を与えるため
国家の財政を
安定させることができるか
どうか否かは
この大司農の働き如何によって
決まるといっても過言ではないのだ。
重責を担うこととなった蒋 琬さん。
有能な彼ならば
その期待に大いに応えてくれることでしょう!
次に食料総監。
その大司農の指揮下で
平時は食料備蓄計画を立て
戦時には後方より戦場へ食料を輸送する
兵站の役割も果たす重要な役どころで
この皇龍三國演義においても
この役職者の能力が低いと
戦争で食料の供給が滞る
イベントが起こったりして
戦線が崩壊することもあります。
三国志ゲーで
こういった兵站を担う役職者を
任命できるゲームは
私の知るところ
この皇龍三國演義及び
前作の昇龍の他にありません。
食料総監の一人として任命した費 禕さん。
彼が食料総監としている限り
戦時に兵糧が滞るという失態は
よもや起こるまい。
次に軍部の組織図。
他の部署に比べ
役職の数が
かなりあるのが特徴。
ざっくりと主な役職の武将を紹介。
劉備配下の筆頭将軍として
最古参の関羽を驃騎将軍に任じた。
関羽に続く序列2位に
最古参の張飛を置いた。
役職は史実どおり車騎将軍だ。
そして・・・
関羽、張飛といった古参武将に続く
軍部の第3の序列に魏延を抜擢!
忠実では
漢中を支配下に置いた劉備は
対魏の最前線たる漢中の太守を
張飛を差し置いて魏延に任せたほど
劉備からの信任が厚い武将だったという
エピソードから魏延を軍部の中でも
高位の役職に任命したのだ。
続いて猛将の馬超将軍を牙門将軍に任命。
現状では軍部の中で
関羽を最高位の役職に就けてはいるが
その上の太尉、大将軍といったポストは
あえて空白にしてある。
そのポストは今後の
将軍達の働き如何によって
決めることとする。
華々しい戦功を挙げれば
大将軍のポストも
決して夢ではない(爆
続いて武具の生産及び
管理開発を担う兵器廠の組織図だ。
兵器廠トップに劉備軍古参の
勇将である趙子龍を配置するという
大胆な人事を展開(爆
戦争は数だよ兄貴!とは
いうものの
やはり
戦争は量だけはなく
質も大事だと思う(切実
それ故に
将軍として
戦場の最前線で活用すれば
大いに活躍するであろう
子龍を敢えて執金吾に据えたのだ!
だが
子龍ならば
この意を汲んでくれるだろう。
果たして
この人事は吉と出るか?
凶と出るか?
執金吾の趙子龍を補佐する孝工令の張嶷。
彼も本来ならば戦場での活躍が期待できる
優秀な将軍だが趙雲同様
兵器廠で軍の矛や盾となる
武具及び兵器開発に着手してもらうことで
軍の装備の質を高めることで
戦争に負けない強い軍隊を作ろうと
いう狙いがあるのだ。
次に外交府の組織図。
延尉に鄧 芝を任命!
デフォルト設定では
内政府に配属されているのだが
史実の鄧 芝といえば
晩年の劉備の
呉への侵攻により
不和となっていた
呉との関係を修復すべく
孔明の命で呉への
使者として派遣され
見事に呉との
同盟復活を実現させた
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非常に優秀な人物
それを
反映してか
このゲームにおいても
外交能力が
ずば抜けて高く
その才能を
使わない手はないだろう。
彼には外交官として
大陸を飛び回ってもらい
存分に活躍してもらうことにしよう!
その他の
外交府の役職
ざっとこんな感じで。
最後に紹介する部署は参謀府だ。
主たる役割は幕僚として
一軍を率いる将軍を補佐し
軍略を練り戦争を勝利へと導くことだ。
軍師には法正と黄権を配し・・・
副軍師として蜀漢
政府の若きホープ!
馬謖さんを副軍師に配した!
彼の才能を愛した諸葛孔明だったが
劉備からは
「口先だけの人物なので重く用いないように」
と釘を刺されていた要注意人物でもある(爆
このゲームにおいては
今後どのような用い方をされるのか・・・
各部署の一通りの人事を決めた後
軍部コマンドから勢力下にある各城から
予備兵を首都成都へ移動させる。
時間を進めることで
成都へ続々と予備兵が集まってくる。
これら予備兵を以て
劉備陣営における
最初の軍団を形成することに!
記念すべき第1号軍団の
都督に任じられるのは
劉備の旗揚げ以来
苦楽を共にしてきた
最古参の関羽か張飛で
決まりだろう!
そして首都成都に
一番最初の
軍団が産声を上げる!
いやぁ、めでたい!
名誉の第1号軍団の新任都督には
就任祝いの宴の席を用意せねば!
軍部のデスクにて
軍部スタッフ「雲長殿!
軍団都督への
ご就任おめでとうございます!」
関羽「・・・・都督に
任命されたのは私ではない」
軍部スタッフ「・・・え?
何ですと・・・?
そしたら任命されたのは
・・・翼徳殿?」
軍部スタッフ「翼徳殿!
都督への
ご就任おめでとうございます!
さっそく就任祝いに
みんなで1杯やりましょう!」
張飛「あぁ?
任命されたのは
俺じゃねぇ!
この俺様を侮辱する気か?」
非常に不機嫌そうな張翼徳を
見て戸惑う
軍部スタッフ一同・・・
都督に任じられたのが
関羽でも張飛でもなければ
一体誰が
劉備閣下から都督の任を
拝命されたというのだろうか・・・
その人物は
なんと・・・
よりにもよって
魏延文長だったのだ!